2005-08-23から1日間の記事一覧

書評:宗教のあとの宗教性(2)

(承前)リュック・フェリーは、自分とゴーシェの位置取りについてどう見ているのだろうか。彼は、宗教や宗教性をとらえる立場には大きく3通りあるという。――第一に、フォイエルバッハ、マルクス、ニーチェ、フロイトの線で、宗教は半ば想像的・半ば理性的な…