2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

飲み比べの韻

テーズを少しでも進めるといういつもの課題に加え、論文原稿やら口頭発表やらを抱えていて、おまけに新学期の手続きでいろいろ振り回されるといった具合で忙しく、とても飲みに行けるような状態ではないのだが、前からの約束だったもので出かけてしまった。 …

「日本人の死生観」(加藤周一)

今月の頭にトゥールーズで行われた研究会では、死生学という切り口で、辻邦生の文学を読んでみるという試みをやってみたわけだが、もしこれを一回きりのイベント発表にするのではなく、何らかの形で後にもつなげていこうとするなら、テキスト内在的な読解で…

近代フランス教育史の専門家

私のテーズの審査員のひとりになるかもしれないジャン=フランソワ・シャネ先生と今日初めてお会いした。リールの指導教官のプレヴォタ先生から会っておくとよいとヴァカンス前から勧められていたが、「でもシャネさんは今年アグレガシオンの担当だから忙し…

死生学のワークショップ(於トゥールーズ)

トゥールーズで死生学のコロックがあった。2月に東京で行われた同様の会議の延長にあるもので、日仏の若い研究者を中心とした、死にかんする研究のワークショップだ(私はフランスのだけに参加したが、日本からの参加者の多くは、ドイツのチュービンゲンで行…