2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
fenestraeさんからトラックバックをいただいた。3年以上も沈黙されたあとに発された最初のメッセージにおいて、その受け手のひとりとして特別な想定をしていただいているのだということ――そのこと自体は、実に嬉しい驚きで、たいへん名誉なことだとさえ思っ…
東京の某大学での非常勤では、「近代日本宗教史」を担当しているのだが、そのちょうどひとつ前の時限には井上順孝先生がこれまた非常勤として来られていて、「日本宗教史」を講じておられる。そこで私は早めに出発して、井上先生の授業にも顔を出すようにし…
ついに出ました。ジャン・ボベロ著、三浦信孝・伊達聖伸共訳、「フランスにおける脱宗教性(ライシテ)の歴史」。もうアマゾンでも買うことができるようです。 フランスにおける脱宗教性(ライシテ)の歴史 (文庫クセジュ)作者: ジャンボベロ,Jean Baub´erot,…
新学期がはじまり、毎週仙台と東京を往復しているのだが、先週、今週は週に2回往復が必要な週で、なかなか忙しくしている。授業は少しずつ慣れてきたところがあって、本務校の「言語と文化」などは思ったよりもいい反応が返ってきて嬉しい驚きを味わってい…
放送大学の工藤庸子先生が、ホームページを新装開店なさった。 『フランスの政教分離』と題した抜き刷りの論文もPDFファイルで読める。 「ライシテの今」の何が問題なのかがわかるし、フランスのライシテ研究者の紹介にもなっているし、ケベックとの比較もあ…
本日2009年5月5日は、中島敦の生誕からちょうど100年の日に当たっている。『中央公論』の2月号には、「生誕100年の作家たちを読み直す」という企画があって、中島のほか、松本清張、太宰治、大岡昇平、埴谷雄高が取り上げられている。 中島敦について書いて…
このGWは、たまっている仕事やら、そろそろ取りかからなければいけないことの準備やら、授業の用意やらに追われている。 たまっている仕事のうち、テーズを日本語にする作業というのもあって、これはできれば年度末までに終わらせていたかったのだが、最終章…