2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

学校が始まる その2 セミナー

さてドゥルーズの論文をあげるぞとさあ意気込んでリール第3大学の哲学科修士課程に入ったはいいものの、いざ始まってみたら、期待していた『差異と反復』の勉強会はなくなっていたし、担当教官のベルクソンの講義は来年からだし、それに何と言っても今期の…

安土城の屏風絵探し

支倉常長関係のことをゆるゆる知っていこうかと思い、遠藤周作の『侍』を読んだりしている。侍作者: 遠藤周作出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1987/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る そんな状態だったもので、朝日・コムの次の記事が目…

ライシテについての討論会

先週の水曜日、ライシテについての討論会がリール第一大学で行われたので参加してきた。スタジー委員会を主宰したベルナール・スタジー、日本でも訳書が出ているジャックリーヌ・コスタ=ラスクー、ほかにもジャン=ポール・スコットやミシェル・ヴィアネス…

学校が始まる その1

さて念願の学校通いが10月末から始まっている。10月末?というのはさすがにちょっと遅い感じがするが、実際ちょっと遅れてしまったのでした。学校の事務的な登録が10月の半ば締め切りで、さすがに登録が済むまでは授業始まらないだろう、とたかを括っていた…

サン=トロペの日本人 1615−2005

先週末、2人でサン=トロペまで出かけてきた。ニースとマルセイユの中間に位置する、コート・ダジュールの港町である。夏はリゾート地として賑わうこの町に私たちが出かけたのは、390年前の昔を偲ぶイベントのためであった。 1615年という年は、実は日本人…

和洋折衷・今晩の鍋

最近ワゼムのアジア食品店で、大根と白菜と里芋を買い込んできた。うれしいので毎日お鍋のようなものを作っている。私は白菜に目がなくて、お漬物でもお鍋の具でも喜んでいくらでも食べてしまうけれど、さすがに二人で一つ丸々を食べきるには数日かかってい…