2009-02-24から1日間の記事一覧

「おくりびと」と「分有」の思考

「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を受賞した。私自身はまだ観ていないが、死に立ち会う納棺師の仕事は、必ずや「分有」の思考を展開するジャン=リュック・ナンシーの哲学と響き合うはずだ。 〈と共に在る〉の様相を、ナンシーは他人の死に臨在する…