日仏会館若手研究者セミナー

 来る7月3日(土)、日仏会館にて「若手研究者セミナー」が開かれます。
 以下、いただいている案内を貼っておきます。
 ご興味のある方、都合がつきましたら、ぜひいらしてください。
 私は「ライシテ研究の現在」という、いかにもはったりぶった大きなタイトルを掲げましたが、副題にある通り、翻訳の作業を通じて得た感想を、膨らませたような感じの発表にするつもりです。

2010年7月3日(土)13 :30〜17 :30
日仏会館501会議室
(東京都渋谷区恵比寿3-9-25 JR恵比寿駅より徒歩8分)
入場無料

今回の若手研究者セミナーは、マルセル・ゴーシェの『民主主義と宗教』(トランスビュー、2010年)を共訳されたライシテ研究者の伊達聖伸さんとベルグソン研究者の藤田尚志さん、フランソワ・アルトークの『「歴史」の体制:現在主義と時間経験』(藤原書店、2009年)を訳されたボードレール研究者の伊藤綾さんに報告していただき、宗教学・政治思想・哲学・歴史・文学を横断する自由な相互啓発の会にしたいと思います。ふるってご参加ください。それぞれの論者は発表が45分、討論15分を予定しています。

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13h30 開会 三浦信孝・廣田功
13h45 伊達聖伸(東北福祉大学) 「ライシテ研究の現在:ジャン・ボベロ、マルセル・ゴーシェ、ルネ・レモンの著作の翻訳を通して」
14h45 休憩
15h00 藤田尚志(九州産業大学)「ベルクソン『道徳と宗教の二源泉』を今どう読み直すか」
16h00 休憩
16h15 伊藤綾(早稲田大学)「多文化世界における「いき」の用法:九鬼周造『いきの構造』再読」