先週の週間読書人

 6月18日発行の『週間読書人』に、宇城輝人氏によるマルセル・ゴーシェ『民主主義と宗教』の書評が載りました。トランスビューの編集部より教えてもらいました。

 本書は、イスラームを含む現代宗教を民主主義を脅かす外的要因としてでなく、民主主義の変容の内的指標として扱う。そして、宗教の外観をした問題が、じつは彼岸にかかわるというよりは、福祉国家以後の個人主義の問題であると示唆するのである。

民主主義と宗教

民主主義と宗教

 (はてなでアマゾンにリンク張っているのは、このブログからが約半分を占めています。しつこく宣伝しているようですが、アマゾンのランキングを見ると、ちょっと順位が上がっているようで、この書評効果かもしれません。ありがとうございます。)