カナダへ

 国際宗教学宗教史会議世界大会(IAHR)に参加し、その後モントリオールケベック・シティで資料・情報収集するため、今日からカナダです。

 発表は、Religion Education in Canadaというパネルでの
 La mise en oeuvre de l'esprit interculturel au Québec : Une lecture analytique des manuels scolaires de l'éthique et culture religieuse
 と、Appropriation of the Western Concept of "Religion" in Asian Cultural Tradition というパネルでの
 Organ Transplantation and Japanese Views of Life and Death : Some Cases of Pediatric Living Donor Transplantation
 の2本。

 一見ぜんぜん違うのですが、現代社会における宗教的なものが、個々の社会によってどう編成されているのだろうか、という問題意識においてはつながっています。昔からよく勉強してきたことというより、新領域開拓のニュアンスが強くて、割と緊張しています。

8月20日追記:発表は2本とも無事終了。英語での学会発表ははじめてで、よい経験になりました。苦手意識も、ちょっとだけ解消できたかも。それで思ったのが、今までアメリカ英語、イギリス英語への心理的抵抗感があったような気がします。私的には、英語を勉強するならカナダがいいかも。