7月10日 人文社会科学系若手研究者セミナー@日仏会館

 来る7月10日(日)恵比寿の日仏会館にて下記の通り若手研究者セミナーが行なわれます。学会・研究会というよりは、一般市民講座の感覚に近い会です。以下に案内を貼り付けますが、詳細はこちらをご覧ください。

今回の若手研究者セミナーは、バタイユ研究でジャン=リュック・ナンシーの『イメージの奥底で』(以文社、2006)の共訳者である大道寺玲央さん、マラルメ研究でLa fête selon Mallarmé : République, catholicisme et simulacre(Paris, L’Harmattan, 2009、『マラルメによる祝祭―共和国・カトリック・虚像』)の著者である熊谷謙介さん、ブランショ研究で『文学のミニマル・イメージ―モーリス・ブランショ論』(左右社、2011)の著者である郷原佳以さんに報告していただき、イマージュ論と政治、また世俗の宗教としての文学を背景とした自由な相互啓発の会にしたいと思います。ふるってご参加ください。それぞれの論者は発表が45分、討論15分を予定しています。

プログラム
13h30 開会 三浦信孝・廣田功
13h45 大道寺玲央(中央大学
「J.-L. ナンシーにおける民主主義の存在論
14h45 休憩
15h00 熊谷謙介(神奈川大学
マラルメの『現代性』」
16h00 休憩
16h15 郷原佳以関東学院大学
「ミシェル・ドゥギーの『commeの詩学』序説―60-70年代隠喩論争」