6月30日「ヒロシマ、チェルノブイリ、フクシマ」@東大駒場
6月30日にジャン=ピエール・デュピュイ氏による講演会が行なわれます。
以下は、主宰者・世話人の増田一夫先生からの案内文です。「転送歓迎」とのことなので宣伝します。
みなさま、
東京大学、駒場キャンパスにて、来たる6月30日(木)にスタンフォード大学 教授ジャン=ピエール・デュピュイ氏を招いて講演会を開催いたします。
ヨーロッパではドイツ、スイス、イタリアが脱原発を明確にするなか、フラン スは「核の国」というイメージすらあります。デュピュイ氏はそのフランスで日 本の原子力安全・保安院と同様の使命を担う放射線防護原子力安全研究所 (IRSN)の倫理員会委員長も務める人物で、フランスにおける「カタストロ フィー思想」の第一人者でもあります。ふるってご来場ください。東京大学大学院総合文化研究科/地域文化研究専攻/増田 一夫
記
ジャン=ピエール・デュピュイ氏 講演会
■「悪意なき殺人者と憎悪なき被害者の住む楽園」■
ヒロシマ、チェルノブイリ、フクシマ日時: 2011年6月30日(木) 18:00−
場所: 数理科学研究科・大講義室
地図 : http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/access/index.html使用言語: フランス語(通訳付き) ※入場無料・事前登録不要
次のHPにも情報が載っています http://ask.c.u-tokyo.ac.jp/
この講演会は、興味深いことに、「共生の宗教へむけて」という科研の一環として企画されています。デュピュイ氏は、「聖なるもの」や「供犠」について考察してきたルネ・ジラールに深い影響を受けているらしく、原発問題を考える宗教学者・宗教研究者にとっても有益な考察が含まれる発表になるのではないかと期待されます。
なお、これに先立つ6月28日には、日仏会館で同じくデュピュイ氏による講演会「極端な出来事の頻度について」が行なわれます。