学校が始まる その1

さて念願の学校通いが10月末から始まっている。10月末?というのはさすがにちょっと遅い感じがするが、実際ちょっと遅れてしまったのでした。学校の事務的な登録が10月の半ば締め切りで、さすがに登録が済むまでは授業始まらないだろう、とたかを括っていたら、夫を始め周りの人の心配・アドバイスの通り、しっかり9月末から授業は始まっていたのだ。なんとも、とほほである。どうして確認しないのか、我が事ながら謎である。登録を無事終えて、授業ガイドをもらったのが10月の3週目、掲示板には授業の時間割がすでに張り出してあったので、のんきにいつから始まるんですか、来週あたりから?なんて聞いたら、9月末から始まってるわよ!と。しかも前期にはどうやら担当教官の授業がないらしい。なんとなく気抜けする。まあ幸い、必修のセミナーは週に2回、2時間ずつしかなくて、それも出席は必ずしも必然でない様子だった。翌週から早速、最初は緊張しつつ授業に顔を出したが、先生も丁寧で生徒も熱心、普通に始まって普通に終わる。中から進学しているフランス人の女の子達はみな友達と一緒に、という感じだったが、逆に外国人や、マスターから入学しているちょっと年上風の学生などは、あまり知り合いも多くないせいか、みな真面目かつサンパな雰囲気。でもさすがにこちらから聞き出す勇気はなくて様子を見ていたら、「僕も去年そうだった」というザイール人のフィルマが、親切に授業登録の仕方からレポートのことなども教えてくれた。なんと授業登録はその週一杯だったので、ほんとにぎりぎりセーフでした。いや危なかった。かくして何とか無事に(?)私の学生生活は始まったのです。続く。(ふ)