デュルケーム/デュルケーム学派研究会

 仙台もようやく桜が満開。
 今日は天気もよく、近所の桜通りはとても華やかでした。

 さて、今度の週末、和歌山大学で行なわれるデュルケームデュルケーム学派研究会で発表します。

■第16回  デュルケームデュルケーム学派研究会
■2008年4月19日(土) 13:00〜17:30
和歌山大学和歌山県和歌山市)経済学部本館棟5階第二会議室 
■テーマ:デュルケムとモース:その現代的意義
■プログラム:
総会 13:00〜13:30
報告 13:30〜17:30
(1)デュルケムと市民宗教――ルソーとベラーのあいだ
   伊達聖伸(日本学術振興会
  コメンテーター:飯田剛史(富山大学
(2)モースの協同組合論
   白鳥義彦(神戸大学
  コメンテーター:藤吉圭二(高野山大学

 以前ライシテと市民宗教について書いた論文では、ルソーとベラーを対比的にとらえたので、今度はデュルケムをそのあいだに入れて考えてみようという試み。ルソーとデュルケムのあいだでひとつの屈折があり、デュルケムとベラーのあいだにもまたひとつの屈折があるという見立てです。「中間団体論」と「自律=他律図式」が二つの大きな柱になる予定。