大会3日目

 午前中は、私たちのセッションと接点のあるロベルト・ブランカルテのセッションに出る。ブランカルテの発表は、ラテンアメリカ諸国を法制度の観点から比較して、どの国がどの程度ライシテの国と言えるかどうかを検討してみようというものだった。昨日のセッションで私の発表を聞いてくれていたようで、きちんと認識してもらっていた。フランス語、スペイン語、英語が飛び交うセッションで、よくわからなかった点も多かったが、3つの言語を難なく用いるブランカルテの司会進行は何だか見ていて壮観だった。
 午後は、プログラムにはカルチュラル・アフタヌーンとあって、これは何だろう、主催者側が街のガイド・ツアーでも組んでいるのだろうかと思っていたのだが、その正体は何のことはない、ただの自由時間であった。それならと思って、宿で仕事をすることにする。その前に昼ご飯をしっかり食べて、ワインも半ボトル空けて、ちゃんとシエスタとったけどね。