仏検1級

 ヨーロッパから戻ってくるときの時差ぼけはいつもひどいのだけれど、今回もめちゃくちゃ。今日あたりからようやく落ち着いてきた印象。
 仏検1級合格の結果が届く。取るのが遅かったかもしれないけれど、履歴書を書くときの資格の欄がさみしいので一応取っておこうと思って、春季の申し込みをしていたのだった。まったく準備をしなかったら、1次は割とすれすれで、ちょっとひやりとした。自分のできない語学で1級っていうとすごい感じがするが、取れるレベルになってみると1級といってもどうということはない。イヤミでなくて。フランス語はフランス語で今後も磨いていかなければならないし、もうひとつくらい「モノになる」レベルの外国語がほしいなぁ。
 夕食後から深夜にかけて、東京の某大学のレポート課題を採点する。締め切りを8月10日に設定し、郵送での提出をお願いしていたものだ。10日には駆け込みでどっさり届いたが、それでも数えてみると、登録人数約180人に対して提出があったのは80人ほど。授業中コメントシートを書いてもらったりしていたので、こちらも名前を覚え、割といい意味で気になる学生もいたりしたのだが、そういう人からの提出がなかったりして、やや残念な思いをする。課題を真面目に受け取りすぎたのだろうか、まさか郵便事故があったりしないか、と気にかかる。評価欄に「受験せず」はなく、「不可」をつけなければないので、そういう学生相手だと若干心が痛む。提出があったレポートのうち、「優」をつけたのは4割、「良」が5割、「可」と「不可」が1割ほど。90点が最高得点で3人。採点前は、私は甘い評価をするほうなんじゃないかと思っていたが、実際にやってみるとそうでもないと感じている。