英語強化週間

 研究においても、日常生活においても、今の段階では使い物にならない、ということにかけては自信のある(自慢するな!)私の英語力。フランスから帰国して、最初に指導教官からいただいたありがたいお言葉が、「じゃ、次は英語がんばらないとね」だったので、その必要性は薄々感じ・・・、いや重々承知していたのだが、さすがに最低限のレベルまでは引きあげておかないと、と思う気持ちが強くなってきたのは、割合に最近のこと。思いが煮詰まってくるまでに一定の時間がかかると言えば、それらしく聞こえるが、単に鈍いのかもしれない。
 とにかく、3月頭の1週間は英語漬けになる予定で、そのための英文ドラフトなるものを、今日の正午の締切いっぱいまで、ひいこら作成していた。一文を作成するのにかかる時間の長さ、表現力の乏しさに、どうにも情けなくなる。
 フランス語を書くのだって、そりゃ時間がかかるし、表現力もたいして豊かではないし、書いたら書いたでネイティヴにはがんがん直されるが、自分で書いていて、それなりにかっちりとした文章が組みあがっていく感覚はある。言いたいことははっきりしているのにまったく表現できない、ということはない。
 ところが、私の英語の力だと、何だか書いていて、スースーする。普段ぴっちりとしたジーンズをはいているのに、スカートをはかされて歩いているような感じなのだ(って実際に経験したことないけど)。おかしいな、15年前だったら、英語がそれなりにできればフランス語なんて、って言ってたクチなのに。とにかく、謙虚に一歩一歩がんばります。
 このために、仕事がおしてしまって、ご迷惑をかけている方面があるので、まずはそちらを挽回します。