アリコ・ドゥ・ムトン
昨晩のおかずは、アリコ・ドゥ・ムトン。(白いんげん豆と羊肉の煮込み料理)
フランス料理の原点のような、と書いてありました。
- 作者: 佐藤真
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1995/09
- メディア: 単行本
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この本、友人の奥さんから借りっぱなしなのですが、とにかく素晴らしい!楽しいし、読みやすいし、すごくシンプルに書いてあるのに、おいしい。我が家のメニューは、現在のところ、この本と、もう一冊、家宝とも言うべき、「CUISINE FACILE」(ラルース社)に頼りっぱなしです。
羊肉って、あまり得意ではなかったんだけど、安いし、新鮮そうだし、スーパーでずっと気になってはいたのです。ランベール家で「コンフィ・ドゥ・カナール」(カモの煮込み料理)をいただいて以来、素朴なフランス風の煮物が食べたいなあと思っていたら、やっぱりこの本にはばっちり載ってました。煮物のいろんなバリエーションが。
白いんげん豆は乾燥したのを買ってきて、一晩水につけておいたら、翌朝には芽が出かかってるのも。あらかじめゆでること約2時間。
羊ちゃんは、骨付きのモモ肉を買ってきたのですが、この関節がくるんとしてかわいいのですよ。お肉もちょっとピンクがかっていて、柔らかいし、においもしない。牛とも豚ともまた違ういとおしさ。自分で料理すると、苦手だった食材も好きになるっていうのはあるなあ。
あとはお肉を小麦粉と一緒にいためて、お野菜と一緒に煮込むこと約一時間。お豆は最後に入れて、味をなじませればできあがり。シチューとか、カレーとかの元になった料理という感じ。
とろみがついて、こってりしているんだけど、お野菜、お豆たっぷりで、案外ヘルシーかも。二人で三人分くらい食べちゃった。ああおいしかった。(ふ)