時差ボケと不肖の弟子
帰国してから何日か経つが、14時間の時差はきつく、夜は1時間半くらいで目が覚めてしまい、昼のシエスタが3時間くらい続く。
白水社の出版案内を見ていて、リールでの恩師ジャック・プレヴォタ先生の『アクシオン・フランセーズ』が刊行されたことを知り、早速取り寄せる。
アクシオン・フランセーズ―フランスの右翼同盟の足跡 (文庫クセジュ)
- 作者: ジャックプレヴォタ,Jacques Pr´evotat,斎藤かぐみ
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 単行本
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それにしても、私はプレヴォタ先生を指導教官のひとりとしながら、博士論文で先生の業績を引用したのは、小さな論文1本だけという不肖の弟子なのだ。遅まきながら、邦訳を通して勉強しようか。
なお、プレヴォタ先生は、シアンスポでルネ・レモンの秘書を務めていたことがある。レモンの数ある著作のなかには、『フランスの右翼』があって、本書の思想的水脈のひとつということになるだろう。